7. 明治期収集の人骨

明治期に発見され始めた「石器時代人」(縄文人)がどういった「種族」に属するのか強い関心がもたれていました.展示の頭骨はそのために初めて計測されたものです. -tweet

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 ・足立文太郎 (1, 2)
 ・大野延太郎 (1, 2)
 ・鳥居龍蔵 (1, 2, 3)
 ・三ツ澤貝塚 (1, 2)
 ・N.G.マンロー (1, 2)
 ・コロボックル説 (1, 2)
 ・銅駝坊陳列館 (1, 2)
 ・中沢浜貝塚 (1)
 ・野中完一 (1)
 ・鈴木尚 (1, 2, 3)
 ・清野謙次 (1)

8. 頭骨の時代変化

新書『日本人の骨』を著した人類学者・鈴木尚が特に選定した,日本の各時代の頭骨.頭の形や顔の彫りの深さ,頬の張り出しなどに違いがあります.勢揃いするように並べてある点もポイントです. -tweet

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 ・鈴木尚 (1, 2, 3)
 ・伊川津貝塚 (1, 2, 3)
 ・三貫地貝塚 (1, 2)
 ・岩津保岩陰遺跡 (1)
 ・安房神社洞窟遺跡 (1)
 ・大浦山洞窟遺跡 (1, 2)

9. 坪井ら収集の土器

坪井は幅広い研究者で,自ら遺跡発掘も行い,出土した土器についての詳細な研究も行いました.展示写真の土器は明治時代から特に知られていた逸品です. -tweet

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 ・坪井正五郎 (1, 2, 3)
 ・東京人類学会 (1, 2)
 ・西ヶ原貝塚 (1)
 ・八木奘三郎 (1)

10. 大森貝塚・陸平貝塚

有名な大森貝塚出土の標本を初めて全点公開しています.モース自身も見落としていたのでしょうか?土器の破片同士が新たにいくつかつながりました. -tweet

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 ・大森貝塚 (1, 2, 3)
 ・E.S.モース (1, 2, 3)
 ・佐々木忠次郎 (1, 2)
 ・陸平貝塚 (1, 2)
 ・飯島魁 (1)

この企画の説明

Web上の展示解説

東京大学総合研究博物館常設展『キュラトリアル・グラフィティ―学術標本の表現』の有志による展示解説Webサイトです.展示のまとまりにあわせて,参考情報をまとめてあります.- 展示解説一覧
会場で配布中のフロアマップにあわせて情報を示してありますが,WebからもPDFをダウンロードいただけます.

フロアマップ

本展は,当博物館の人類先史部門が行ってきたキュラトリアルワークの成果発表を中核に構成しています.学術標本の収集・保全・研究の過程で再確認された事実や新たな発見を紹介し,博物館で日々行われているキュラトリアルワークの意義について認識していただくことが,本展の目的の一つでもあります.
しかしながら,個々の資料にまつわる情報は非常に多く,解説板でご紹介できるのはそのごく一部でしかありません.今回,その情報をみなさまが自ら読み解けるようお手伝いをして,キュラトリアルワークの奥深さを少しなりとも感じ取っていただければと思い,Web上に情報を展開する仕組みを企画しました.

実施中の取り組み

  • 携帯向けサイトおよびはてなブログによる補足情報の提供.博物館にいらして実物を前にした際にも,見どころや用語解説をご覧になれます.
  • twitterアカウント@UMUTCGによる展示解説.質問などしていただけましたら,博物館の研究者が可能な範囲でお答えいたします.
  • 展示に関するtweetのtogetterまとめ
  • facebookページでの情報提供.

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お問い合わせ

UMUTCG有志メールアドレス umutcg.official [at] gmail.com
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